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zoom RSS はっぴいえんどと日本

<<   作成日時 : 2007/09/14 11:26   >>

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●日本人の心の中にあるものとは?

日本人の心の中にある情景とはどのようなものだと思いますか。

例えば、“和”という言葉が示すイメージを思い浮かべてみてください。

風鈴の音、蝉しぐれ、秋の楓色の夕暮れ、身に沁みるような寒さ・・・。

なんとなく伝わってくるものがたくさんあるでしょう。


●はっぴいえんど

はっぴいえんどは細野晴臣(Bass/Vocal)、松本隆(Drums)、

大滝詠一(Guitar/Vocal)、鈴木茂(Guitar)の4人で結成された4人組。

1970年にデビューアルバム「「はっぴいえんど」をリリース後、

当時の日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えたバンドです。

彼らは日本語でロックを表現した先駆者だったのですが、

(今となっては当たり前ですが・・・)

ビートルズ来日以降、

“英語の詩を歌うことがロックである”という考えが当時の日本にはあり、

ロックを日本語で歌うということが、何よりもありえなかったようですね。

しかもバッファロー・スプリングス・フィールドや、

ニール・ヤングなどに通じる重々しいウエスト・コースト・サウンドやブルース・ロックを体現し、

歌詞が深い精神性を表現していたことは、あまりにも挑戦的でした。

それまでのセオリーを覆したわけですから、

如何に彼らが異端で珍奇なものであったことかがわかりますね。


●日本ってこういうものかも?

ですが、何よりも言いたいのははっぴいえんどの音楽性についてです。

なぜなら、この人たちの世界観はとても和風みたい(!)で、不思議なんですよ。

音で例えるなら、もやもや、ぼそぼそ、ぼやぼや、ぶるぶる・・・という感じで、

イメージで言うならば、蒸し暑い夏や、

凍てつくような寒さを持つ日本の情景そのものと言っていいかもしれません。

そして30年以上時代が経過しても、なおも独特でユーモラスだと思います。

日本の風情や情緒がここにあるといっても過言ではないですよ。


●イメージが浮かんでくる詩

“田舎の白い畦道で埃っぽい風が立ち止まる
地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる
ギンギンギラギラの太陽なんです ギンギンギラギラの夏なんです”
(夏なんです)

“街のはずれの背伸びした路次を散歩してたら
汚点だらけの靄ごしに 起きぬけの露面電車が
海を渡るのが見えたんです 
それでぼくも 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです 蒼空を”
(風をあつめて)

“今年は一人ぼっちで年を迎えたんです 除夜の鐘が寂しすぎ 耳を押さえてました
家さえ飛び出なければ 今頃皆揃って おめでとうが言えたのに どこで間違えたのか
だけど全てを賭けた 今は唯やってみよう 春が訪れるまで 今は遠くないはず
春よ来い 春よ来い 春よ来い”
(春よ来い)

“水の匂いが眩しい通りに 雨に憑れたひとが行き交う
雨上がりの街に 風がふいに立る
流れる人波を ぼくはみている”
(12月の雨の日)


どうでしょうか。何かそれぞれの曲の伝えようとしている事が感じ取れたのではないでしょうか。

松本隆氏はこの後、作詞家として活躍していくようになりますが、

このはっぴいえんどの詩が何よりも鮮やかでステキに思えるのです。


●わずか3年の活動、3枚のオリジナル・アルバム、そしてその後。

しかし残念なことに、1970年〜1972年の3年に満たない活動期間を持って、

はっぴいえんどは解散してしまいました。

出たアルバムは「はっぴいえんど」「風街ろまん」「HAPPY END」のわずか3枚。

彼らがあまりにも優れすぎていたのか、

それとも大滝氏と細野氏の両雄の才能が相入れ続けることが難しかったのか、

どちらにしても短命で終わってしまったという点では非常に残念です。


この後、大滝詠一氏はソロ活動へ転向し、山下達郎や佐野元春を発掘。

細野晴臣氏は鈴木茂氏と共に、荒井由美のバックバンドを務める傍ら、

ソロでは独特な世界観を確立。

更にはYMOとして坂本龍一、高橋幸宏とタッグを組んで世界的に成功を収め、

松本隆氏は先ほど述べたように、日本歌謡界の一線で活躍する作詞家として活躍しました。

こう見ていくと、彼らの才能がどれほどのものであったかがわかるでしょう。


しかし、どんなに解散後の活動がすばらしいものであったとしても、

荒削りで、どこかごたごたしたバンドの音が好きな僕としては、

はっぴいえんどというバンドが出した音が、何よりも魅力的に映ります。

演奏だって工夫されているし、決してうるさいだけではありません。

日本だってすばらしいバンドはたくさんいるんですよ。

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